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なるが先生スタイル

学校の先生ってどんな仕事してるのか伝えられたらいいなって思います。

本当にあった、保護者から言われた4つのこと。

保護者 学校

 

 自分のクラスの子って他のクラスの子より何倍も可愛く見えます。親が自分の子を可愛いと思うのは、こういうことなのかなと少し分かったような気がします。

 ゆえに、ネットなどで保護者が「先生は、うちの子を可愛いと思っていない。」なんて言いますけど、そんなことは絶対ないです。自分のクラスに入った時点で、フィルターがかかるのか可愛く見えてしまうのです。不思議です。

 数年前に私が保護者から言われたことと、それに対する考えを書きます。直接言ったら火に油ですので、心の中ではツッコミを入れていますが、我慢しています。

 

保護者から言われたこと

①先生って、ひいきしていますよね。

 「してねぇから!!!」と心の中では盛大に突っ込んでいます。仮にしているとすれば、自分のクラス全員を他のクラスの子より可愛がっています。

 なぜ保護者は、ひいきしているように感じるのでしょうか。こういうことを言ってくる保護者は、大抵の場合、自分の子が先生に叱られています。子どもにしてみれば、「私は叱られるのに、あの子は叱られない。おかしい。」なのです。私から言えば、「問題ないのに、叱ることはない。」です。

 子どものことを信じるのは大変結構ですが、鵜呑みにはしない方がいいと思います。子どもは自分の都合の良いことしか言わない生き物です。自分が子どもの時に、間違った行動を事細かに全て伝えたことがある人は少ないのではないでしょうか。

 まずは、子どもに詳しく聞いて、納得できないなら学校に電話しましょう。いきなり、「先生って、ひいきしていますよね。」と言われても、何の話なのかさっぱり分からず答えることはできません。どの場面でどんな行動がひいきに見えるのか具体的に話していただきたいです。

 

②それってパワハラじゃないですか?

 学期に一度お楽しみ会をやるクラスは多いと思います。高学年になれば、自分たちで考えたゲームや出し物で大いに盛り上がるものです。

 お楽しみ会は、行事ではありません。やるもやらないも自由です。しかし、お楽しみ会にも教育的価値はあります。企画・運営・友達の輪等々・・・。「どのクラスもやってるし・・・。」くらいに考えてやるなら、計算練習でもさせておいた方が100倍マシです。

 お楽しみ会は「学期で頑張ったから、最後はみんなで楽しく過ごそう。」という意味合いを私は含んでいると思います。あくまで普段の頑張りがあってのお楽しみ会。普段しっかりやってない子にお楽しみ会をやる資格はないと考えます。

 授業で話は聞かない、ふざけることが多く友達にケガをさせそうになる、お楽しみ会の準備中も遊んでいる、こんなことばかりしている子がいました。その子と、「これ以上続くようならお楽しみ会には出さない。」と約束しました。結果を言えば、即破りました。

 当然約束を破ったので出さなかったら、母親から学校に電話です。「それってパワハラじゃないですか?」と。他の児童に迷惑をかけていますし、約束もしていますので。これは、懲戒の範囲です。

 

③うちの子はメンタルが弱いから叱らないでほしい

 漢字の宿題をずっとやってこないから指導、忘れ物が減らないから指導、学校では当たり前です。それらについて指導したら、学校に電話がかかってきたことがあります。

 叱るなと言われて、叱らなかったら、どんどん間違ったことをする子に育つのではないでしょうか。こちらとしては、叱らないこと自体は非常に簡単です。ぶっちゃけた話、余計な体力を使わなくて済みます。ただ、間違ったことを放置しても大人になった時にプラスにはなりません。どんなことであれ叱られたくないなら先生に相談してみてください。

 また、その子だけ叱らないのであれば、周りの子は「何で〇〇さんは叱らないの?」と聞くでしょう。私は「叱られたくないんだってさ。大人になって困るだけだからいいんじゃないかな?でも、△△さんには困ってほしくないから、ちゃんと言うよ。」としっかり答えます。これを言わないと、それこそひいきだ何だって始まって、担任への不信感が募ります。

 

④子どもたちは先生のことを選べないんですよ。

 逆に言えば、先生も子どもたちのことを選べないのです。「この子とこの子と・・・あの子!」ってできるわけではありません。そんな中で偶然出会った仲間なんですから、もう少しプラスに捉えてほしいです。

 

まとめ:子どもは可愛くても、親は一切可愛くない。

 教員ってのは保護者からいろんなことを言われます。それが事実かは正直分からない部分もあります。なぜなら、子どもは自分に都合が良いことをメインで言うからです。だから、鵜呑みにするのは適切ではないです。指導内容について疑問を感じるなら、先生に聞いてみましょう。どんな意図があって、指導をしたのか教えてくれます。

 また、冒頭で述べたように子どもにはフィルターがかかっているのですが、そのフィルターは親にはかかりません。可愛くも何ともありません。今回はありきたりかもしれないけど、私が言われた4つのことを紹介しました。フィルターがかかってない親からこのような類のことを言われたら、教員から見れば親は敵になります。

 もちろん全ての方がそういう方ではありませんし、むしろ少数です。中には「うちの子は、先生大好き大好きって言いながら学校に行ってます。他の異性に興味がないようで、大人になったら心配です(笑」と言う方もいます。確かに心配ですが嬉しいですね!

  教員と保護者は協力して、子どもを育てるものだと思っています。情報共有しながら、子どものために指導にあたりたいですね。

 

親に何を言われようと、子どもは敵にはなりません!可愛いです!フィルターおそろしい・・・!